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親王さまご誕生で、どうなる皇室典範改正論議

 秋篠宮妃紀子さまが9月6日、親王さまを無事にご出産された。皇室では、秋篠宮さま以来、41年ぶりの男児ご誕生である。最近、暗い話が多い日本社会にあって、親王さまのご誕生は久しぶりの明るい出来事となった。全国各地で親王さまご誕生の奉祝行事が予定されている。親王さまのご誕生を心から奉祝申し上げたい。
 親王さまご誕生で、当面は女性・女系天皇を認める皇室典範改正論は沈静化するのではと思っていたが、マスコミ(特にテレビメディアを中心として)だけは、逆に「親王さまお一人だけでは皇室の将来が不安であり、女系天皇容認のための皇室典範改正は必要である」と主張する学者等を多く登場させている。マスコミの意図はどこにあるのか。
 たしかに現在の皇室典範のままでは、親王さまがご誕生になったが、このままいけば、皇族は減り続けることになる。将来にわたる安定的な皇位継承のため、何らかの措置をとる必要があることは多くの国民の一致した思いであろう。
 そうした国民の憂慮を、小泉総理の私的諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」が昨年11月、女系天皇を認め、皇位継承順位は長子(第1子)からとする報告書の結論へと導こうという意図があるのではあるまいか。
 しかし、皇位は神話の時代を含め、現天皇陛下に至るまで一度の例外もなく父方に天皇を持つ男系が受け継いできた。女系天皇容認は、この皇室伝統の大転換につながり、日本という国が日本でなくなることを意味している。
 次期総理と目される安倍晋三官房長官は女系天皇容認の皇室典範改正には慎重な立場であり、安倍政権下では、女系天皇容認の「皇室典範に関する有識者会議報告書」は見直し、男系による皇位継承を維持しつつ、皇族の数を増やして安定的な皇位継承を図るため、占領軍の意向で昭和22年に皇籍離脱した旧11宮家を再び皇族に戻すための皇室典範改正もしくは、特別立法を制定するべきである。