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誇り高き日本人をつくるために


 日本青年会議所が昨年「近現代史教育プログラム」の補助教材として作成したDVDアニメ「誇り」が今、教育現場で話題になっている。ことの発端は5月17日衆議院教育再生特別委員会に於いて日本共産党の石井郁子議員が質問した「(社)日本青年会議所がDVDアニメ『誇り』を作成し、日本中の学校に於いて歴史教育をしている。DVDのなかにはアジアに対する侵略という言葉は一つも入っていないし、靖国観を強要して作っている。そのプログラムに文部科学省が予算をつけ、『新教育システム開発プログラム』に指定しているのは政府としてどういうことか」からだ。
 この質問を受けて(社)日本青年会議所にはマスコミからの取材が殺到し、また各地の教育委員会に日本共産党が押しかけ、DVDアニメ「誇り」を学校現場で使用させないようにという抗議運動を展開している。
 日本共産党の石井議員の質問にはかなり誤認・誤解があり、マスコミ報道も内容を正しく伝えていないことを受け、6月20日、(社)日本青年会議所として記者会見を開き「近現代史教育プログラム」の説明を行った。
 ここで少々長くなるが「近現代史教育プログラム」の趣旨は次の通りである。
 わが国日本は、戦後から奇跡的な経済成長を遂げる一方で、『勇敢で高潔なる大和魂』、『他を慮る思いやり溢れる道徳心』、『指導者の規範としての武士道精神』といったこの国伝統の精神性は忘却の彼方へと追いやられてしまいました。また、戦後60年以上も経過した今でも『東京裁判史観』に苛まれ、外交問題、とりわけ近隣諸国との関係においては、日本人としてのリーダーシップを発揮できず、時には真実に目を覆いながら現在まで歩んでまいりました。そのような行動は正しい歴史観の確立を妨げるばかりか、礼儀作法に始まる道義国家、美しき日本の精神文化までを葬り去ってしまいます。いまこそ、私たち日本人としての視点から次代を担う子どもたちに確かな歴史を伝え、この国を創ってこられた先人を敬い、家族愛、郷土愛から繋がる国を愛する心を育んでいかなければなりません。国を愛する心を育むためには、まず日本の素晴らしさを知ることが大切です。私たちが世代に託すべき日本の素晴らしき歴史、精神性をこのプログラムを通じて伝えることで自然と心情から沸き起こる気持ち、本当の意味で国を愛する心が芽生え「日本に生まれて本当によかった」と子どもたちに感じてもらいたいと思っています。
 以上の趣旨に沿った「近現代史教育プログラム」の補助教材として作成したのがDVDアニメ「誇り」であり、何ら日本共産党やマスコミから批判される理由はない。また日本共産党が指摘している文部科学省からの予算措置も実際は1円もなく、すべて全国の青年会議所会員の会費でまかなわれている。
 (社)日本青年会議所は日本共産党の圧力や嫌がらせに屈することなく、正々堂々と「近現代史教育プログラム」の運動を展開し、誇り高き日本人をつくるために邁進するべきである。