失格総理と「腰抜け」国会議員
―こんな民主党を参院選で勝たせたら、日本はどうなる?―
先週末、現職の民主党国会議員を含む小沢氏の元秘書3人が逮捕された。4億円と言われるカネを政治資金報告書に記載しなかったのだから当然のことである。4億円もの現金の出入りが小沢氏のいうような「計算ミス」であるはずがない。それでも小沢氏は検察と「戦う」のだそうである。潔白ならば、堂々と聴取に応じ、資料を公開すれば済む話である。
むろん、「戦う」のは小沢氏の勝手だが、それに鳩山総理が「どうぞ戦ってください」と言ったというのだから驚いた。検察は鳩山総理のもとにある行政機関でもある。従って、この発言は、行政の最高責任者が小沢氏に行政と戦ってくださいと言ったことになる。要するに、鳩山総理は総理の地位の何たるかが分かっていないという他ない。総理失格だ。
失格なのは総理だけではない。これだけの疑惑があり、また批判をあびながら、民主党の国会議員からは幹事長辞任の声どころか、民主党自身の手で疑惑を解明しようとの声も上がっていない。新聞は、民主党内に幹事長辞任論から議員辞職論まであると書いているが、しかし、誰一人として自らの名前を明らかにして声をあげた議員はいない。みんな、こそこそ裏に回って言っているに過ぎない。
そこまで小沢支配が民主党に浸透しているのだという解説もあるが、国会議員は民主党に雇われているわけではないし、ましてや小沢氏の使用人でもない。国民から負託を受けた、独立した国会議員である。その国会議員が、この深刻な小沢疑惑に対して、自らの責任において何かを語らないというのであれば、民主党議員は全員が国会議員失格だ。産経新聞は「民主党議員は腰抜けか」(乾政治部長)と評したが、まさにその通りである。
このまま行けば、失格総理はむろんのこと、「腰抜け」民主党議員も小沢氏の疑惑隠しの片棒を担いだということになるだろう。鳩山代表から議員まで、こんな体たらくの民主党が参議院選挙で勝利したら、日本そのものが小沢支配となってしまう。東京地検は、やるべきことをしっかりやって欲しい。